【重要】直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税の期限について
こんにちは。
「直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税」について、税務署に確認しました。
この制度は、住宅を取得するための費用を、
直系尊属(お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんなど)から援助してもらうときに
通常掛かる贈与税を免除してもらえるというものです。
2023年度(令和5年)は
一般住宅の場合、非課税枠が500万円
長期優良住宅などの認定を取得した場合は1,000万
まで非課税になるのですが、来年度・令和6年(2024年)の税制改革でこの制度がなくなる可能性があるのです。
何とか今年度・令和5年(2023年)の制度を使いたい!と思われる方もいらっしゃると思いますので、
この期限を税務署に確認したところ・・・。
1.2023年12月末までに直系尊属から贈与を受けること(振込)
2.贈与を受けた全額を2024年3月15日までに、建築会社や土地の売主に支払うこと
3.2024年3月15日までに、建物の上棟をすること
が条件になります。
なお基礎控除110万円も加味すると、長期優良住宅の認定を取得するなど、省エネの認証がある場合は
非課税枠1,000万円 + 基礎控除110万円/年 = 合計1,110万円
となります。