GX志向型住宅の補助金の代わりの補助金は?
2025.07.29|補助金
こんにちは。
新築160万円の補助金 子育てグリーン住宅支援事業のGX志向型住宅の補助金の予算が
2025年7月22日(火)19時10分58秒に尽きてしまいました。
この補助金を予定していたお施主様もたくさんいらっしゃいますので、非常に残念な気持ちでいっぱいです。
GX志向型住宅の160万円の代わりの補助金はどれが良いのか?
調べてみました。
候補は2つありまして
経済産業省のZEH+(ゼッチプラス)の90万円の補助金と
国土交通省の長期優良住宅の80万円の補助金(子育てグリーン)です。
まずは、金額の大きいZEH+から見ていきます。
ZEH+の要件は
・エネルギー測定器HEMSを設置すること
・省エネ認証BELSを取得して一次エネルギー削減率を30%以上にすること
・主たる居室(LDKなど)に冷暖房設備が必須
・照明はLEDにすること
・太陽光発電パネルを載せてエネルギー削減率を100%以上にすること
などです。
GX志向型住宅の補助金に比べると申請事務がかなり複雑になります...。
(長期優良住宅は任意)
・交付申請して、交付決定後に着工前写真を撮って省エネ認証BELS取得(事前取得は不可)
・2026年1月23日17時までに実績報告(単年度の場合)
・入居後エネルギー報告が必要(HEMSのデータ)
上記を加味すると、ZEH+の補助金は実質37万円ほどお得になる見込みです。
(ZEH+の複数年事業の着工は2026年4月以降になるので、タイミングを合わせるのが難しい)
長期優良住宅(子育てグリーン住宅)の要件は
・子育て世帯または若者夫婦世帯のいずれか
(子育て世帯:申請時点において、18才未満の子を有する世帯)
(若者夫婦世帯:申請時点において夫婦であり、いずれかが39歳以下である世帯)
・長期優良住宅認定を取得すること
・2024年11月22日以降に上棟していること
・2025年12月31日までに基礎工事が完了していること
・2026年7月31日までに完了報告
(BELS取得は任意)
(HEMS設置は任意)
上記を加味すると長期優良住宅の補助金は実質50万円ほどお得になる見込みです。
ですので、
子育て世帯、若者夫婦世帯のいずれかの方は、長期優良住宅の補助金を狙った方が良いと思います。