マグニチュードが1大きくなると地震の力は32倍
2024.01.08|おうちづくり情報
こんにちは。
北陸で地震が続いているので、心配ですね。
皆さまの安全と、早期の復旧をお祈りしております。
構造塾(M's構造設計)の佐藤実先生より、資料をいただきました。
地震の規模・マグニチュードについて考えてみたいと思います。
(出典:構造塾・M's構造設計)
マグニチュード1を半径1mの球体として考えたとすると
マグニチュード2は半径3.17mの球体になります。
球の体積が地震の力ということなので、計算してみると
マグニチュード1
4 × 3.14 × 3.14 × 半径1 × 半径1 × 半径1 ÷ 3 = 約4㎥
マグニチュード2
4 × 3.14 × 3.14 × 半径3.17 × 半径3.17 × 半径3.17 ÷ 3 = 約133㎥
マグニチュード1 → マグニチュード2
で地震の力が約32倍に!
マグニチュード3とマグニチュード4の比較です。
どんどん球は大きくなります。
マグニチュード3、マグニチュード4、マグニチュード5の比較です。
マグニチュード5は見切れてしまいました。
マグニチュード5、マグニチュード6、マグニチュード7の比較です。
縮尺の比率を変えなければ納まりません。
マグニチュード1からマグニチュード7までの比較です。
32倍のペースで急激に大きくなることが良く分かります。
マグニチュード7の地震は、マグニチュード6の地震の約32個分。
たった1変わるだけで大きな違いですね。