2025年11月21日の閣議決定から2026年の住宅補助制度を先読みしてみました
2025.11.22|補助金
こんにちは。
2025年11月21日に令和8年度に向けた閣議決定がなされました。
↓PDFで公開されています↓
https://www5.cao.go.jp/keizai1/keizaitaisaku/1121_taisaku.pdf
住宅に関わる部分を見ていきますと・・・
P6
住宅価格等の高騰に対しては、都市圏の既成住宅地における空き家等の流通促進によるアフォーダブルな住宅供給の加速化や、
フラット35 の融資限度額引上げ等の固定金利型住宅ローンの利用の円滑化や金利リスクの普及啓発を図る。
・固定金利型住宅ローンの利用の円滑化・金利リスクの普及啓発(国土交通省)
・物価高騰に伴う住宅の建設・改修費等に要する費用への支援(国土交通省)
・既成住宅地における空家等の活用促進(国土交通省)
↓
建物や土地が高騰しているこの情勢で、融資限度額を上げてもあまり意味がないと個人的には思います。
借り入れをできる金額と、実際に返済できる金額は違いますので、無理な借り入れにならないようにする必要がありますね。
P39
(エネルギー利用の合理化・効率化)
工場や事業場、家庭等における省エネ化、建物の断熱性向上、非化石転換への支援、省エネ診断の推進、金融機関をはじめとする支援体制の強化や専門人材の確保を進める。
・省エネ性能の高い住宅に対する支援事業(国土交通省)
・まちづくりGXの推進(国土交通省)
・2050 年カーボンニュートラルの実現に向けた住宅ローン減税等の住宅取得等促進策。令和8年度税制改正で検討し、結論を得る。(国土交通省)
↓
省エネ性能の高い住宅に対する支援がどのようなものになるのか、注目ですね!
住宅ローン減税も令和7年(2025年)で一旦終了でしたが、令和8年も何らかの減税措置がありそうで良かったです!
いずれも、具体的な補助金や住宅ローン減税の内容の詳細がでるまで注意が必要ですね!
【税制】 ・高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金(経済産業省) ・工場や事業場、家庭における省エネ化等支援(環境省)
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省エネ給湯事業(エコキュートなどの補助金)が2025年と同様に出ると良いですね。
詳細は補助金の内容が発表になるまで気になるところです。
P40
GXの推進等 セキュリティが確保された蓄電池の導入を支援するとともに、次世代スマートメーターを活用した実証によりディマンド・リスポンスを促進する。
・再生可能エネルギー導入拡大に向けた系統用蓄電池等の電力貯蔵システム導入支援事業(経済産業省)
↓
現在でも高額な蓄電池、安く導入できるようになるといいですね!
いずれの項目も、補助金の詳細が出るまで、楽しみに待ちましょう!
